外壁塗装におけるシーリングについて 後編
2024年10月23日(水)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
京都府福知山市・京都市・滋賀県大津市の塗装会社
シンセイ株式会社
プロタイムズ福知山店の北原です。
福知山市、綾部市、舞鶴市、京都市、
長岡京市、亀岡市、大津市、西京区で
外壁塗装・屋根塗装・リフォーム工事なら
地元密着施工で安心の
【シンセイ株式会社】にお任せください!
★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
こんにちは🎈
今回は『外壁塗装におけるシーリングについて 後編』を
お話いたします。
前編はこちらから👇
https://sinsei-tec.info/?p=13850&preview=true
中編はこちらから👇
https://sinsei-tec.info/?p=13903&preview=true
後編では、中編の続きの役割などの込み入ったお話を引き続きして
いきたいと思います。
外壁塗装におけるシーリングについて 後編
シーリングの「増し打ち」と「打ち替え」とは
防水工事(シーリング)は「増し打ち工法」と「打ち換え工法」の
2種類があります。
・増し打ち工法
既存のシーリングを残したまま、上から新しいシーリング材を
充填する工法です。
・打ち替え工法
既存のシーリングを完全に撤去し新しいシーリングを
充填する工法です。
上記でお話した通り、『打ち替え』は古い材を撤去しますが
『増し打ち』はそのまま上からシーリングを打ってしまいます。
ですが、『増し打ち』=手抜き工事という訳ではありません。
建物の部位により、増し打ちが適切な場合があるのです。
例えば、サッシ廻り(窓枠等)や外壁の入隅部です。
これらを増し打ちするの場合は下記のような状況の時です。
・サッシの形状等によって既存のシールが撤去出来ない場合。
・シーリングを撤去する際に外壁も一緒に剥がれてしまう
恐れのある入隅部。
このようなケースの場合は、増し打ちによるシーリング補修が
適切になります。
シーリング材の種類とメリットデメリット
シーリング材は大まかに分類すると5種類存在します。
シーリング剤の成分はそれぞれ異なるため、特徴や特性を理解し、
場所によって適切なものを使い分けることが大切です。
ここでは、シーリングの種類ごとにメリットとデメリットを
ご説明いたします。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
シリコン | 耐水性・耐熱性・耐候性に優れる
固まってからも弾力性がある ガラス類にも使用可能 |
シーリングの上から塗装不可能
シーリング塗布した周辺を汚染する |
ウレタン | 弾力性が高く耐久力に優れている
資材との密着性が高い シーリングの上から塗装可能 シーリング剤の中で耐久性No.1 |
紫外線に弱いため上から塗装が必要
劣化するとホコリが付着する アルコールに弱い |
アクリル | 作業性が良い
シーリングの上から塗装可能 湿った場所に使用可能 |
耐久性が悪い(10年以内にひび割れる)
シーリングが縮む現象が起きやすい |
変成シリコン | カラーが豊富で上から塗装可能
シリコンオイルによる汚染の心配なし 負担のかかる場所でも耐久性がある 様々な場所に使用可能 |
相性の悪い塗料があるため注意が必要
プライマーが必要で手間がかかる |
油性コーキング剤 | 耐候性のある皮膜を形成
木工用ボンドに近い |
現在はあまり使われない |
上記表の中でも外壁で主に使用されているのが以下の3種です。
耐用年数順に並べると「アクリル」<「ウレタン」<
「変性シリコン」となります。
シーリングの先打ちと後打ちの違い
サイディングボードを塗装する際、防水(シーリング)工事を
先に施工する『先打ち』と後に施工する『後打ち』というものが
あります。
・外壁塗装前にシーリング→先打ち
・外壁塗装後にシーリング→後打ち
※新築の場合は、予め工場で塗装したボードを現場で貼り合わせる
ため『後打ち』になります。
シーリング材を打つタイミングは、『外壁塗装に使う塗料』
『シーリング材の種類』『職人の施工方法』等によって
異なります。
外壁塗り替えの際は、一般的な顔料の塗料であれば『後打ち』が
基本となります。
『後打ち』をおこなう塗料の代表例としては、『クリヤー塗装』が
あります。
しかし、ほとんどの塗料メーカーは『後打ち』を推奨しています。
これに関しては、おそらくメーカー側が責任を持てないという
ことだと思われます。
シーリングの『先打ち』と『後打ち』にはそれぞれメリットと
デメリットがあるため、それをご説明いたします。
↓↓図で表すと下記のような感じです。
先打ち
【メリット】
・シーリング材の上から塗装を塗るため、シーリング材を雨風、
紫外線から保護することができます。
よって、劣化の進行を遅らせてシーリングの寿命を延ばすことが
できます。
・シーリング材の上から塗装することで、外壁と同じ色に
なります。よって、シーリング部分を目立たなくすることが
できます。
【デメリット】
・シーリング材は塗料塗膜よりも柔軟性があるため、塗膜が
シーリング材の柔軟性に負けてひび割れてしまうことがあります。
後打ち
【メリット】
・シーリング材の上に塗装しないため、シーリング材の上で起きる
塗膜のひび割れが起きず、綺麗な状態を保てます。
【デメリット】
・シーリングが剝き出しの状態なため、劣化の原因となる紫外線の
影響をそのまま受けてしまいます。そのため、『先打ち』よりも
シーリングの耐久が劣ってしまいます。
前編・中編・後編と長くお話しましたが、防水工事(シーリング)は
大切なお家にとって、とても重要な工事になります。
なので、外装でいうと屋根や外壁等のシーリング部分を
ご覧になられて、『大変だ!』や『見ても分からないなぁ』などが
ありましたらいつでもご相談くださいね!!!!!
★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
福知山市‼️綾部市‼️舞鶴市‼️京都市‼️
西京区‼長岡京市‼️亀岡市‼️大津市‼️で、
外壁塗装・屋根塗装・リフォーム工事を
されるのなら❕
一度、【シンセイ株式会社】に、
お声がけくださいませ(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”
※現在、京都府福知山市では外壁塗装に関する
助成金の支給はございません。
※火災保険の使用につきましては使用できる可能性が
ありますのでお気軽にお声がけ下さい。
LINEでも気軽にお問い合わせください!
シンセイ株式会社公式LINEはこちらから
Instagramも更新していますので
Instagramもチェックしてください‼️
https://instagram.com/sinsei.1116?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
執筆者/監修者
営業事務スタッフ
北原 優姫乃
趣味:運動
座右の銘:明るく元気に
人気記事
まだデータがありません。
お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。
[
ピックアップ
]